「泥んこ遊び その後で 続編」 H20.7.16(水)~17日(木)
子供たちが、先日作った船(11日文化だより)を持って園庭にやって来ました。
早速、船を浮かべるための川や池、そして山を作り始めます。まるで、打ち合わせをしていたかのように(設計図は描いていましたが)・・・トンネルを掘る子、川幅を拡げる子、堤防を作る子、水を流し込む子、土砂が溜まって水が流れない所を掘り下げる子・・・それぞれの持ち場があるかのように手際よく、あっという間に水郷地帯が出現しました。
「そろそろ船を持ってきてもいいかな・・・」、「よし、入れよう!」 一斉に船を取りに走り、ドキドキしながらの着水です。
ところが、「あれっ?おかしいな、沈んじゃう・・・。」 思ったように船が浮かびません。船の隙間や、切り込みから水が入ってしまい、どの船も沈んでしまいました。
給食の後、みんなで、次の船作りについて話し合いました。 その結果、
1.水が入らないようにする
2.船を小さくする
3.船を軽くする
この3点に注意して、船を作り直すことに。そして、今度は、とても機能的でスタイリッシュな船が出来上がりました。
翌日は、朝一番で園庭へ。昨日と同じように、どんどん川や湖を作ります。
そして、待ちに待った船の着水です。結果は、どうだったでしょう?
どの船も見事に浮かびました。悠々と水の流れに浮かぶのを見て、子供たちも満足げです。昨日の失敗から多くを学んだ子供たち。そんな子供たちがとても大きく見えました。そして、船は流れに流れて、年中さんたちが遊んでいるところへ。
「年長さんは、船を作るのが上手だね。」と言いながら、憧れをもって船遊びに加わる年中さんたちの姿がありました。