「芋掘りの絵」 H20.11.10(月) 晴れ
年長さんが、お芋掘りの絵を描いていました。「僕のところ、お芋が大きすぎて土から少し出てたんだよね。それ描こうっと。」、「一つのお芋に沢山子供のお芋がついていたんだ。子供っていっても大きいんだけど。」、「あっ、でも紙からはみ出しちゃうな・・・本当はこの紙の下の方までお芋があったんだけど。横に描こうっと。」
楽しそうにお話しながら、楽しかった思い出を描いています。絵の具を使う時になると、線からはみ出ないように、そして他の色と滲まないように丁寧に丁寧に塗っていました。
それにしても、子供の色づかいって、なぜこんなに美しいんだろうって思うんです。「何色で塗ろうかな?!」って考えたかと思うと、さっと筆をとって、雲は水色に、空は黄色に塗っていきます。本当にきれいな配色です。空は青でなくていいし、雲は白でなくていい。感性の赴くままに、好きなようにやるから美しい。大人は、あれやこれやと悩み考え、結果に対して理屈をつけたがりますが、子供は違います。
「上手だね、どうして雲を水色にしたの?」とたずねると、「だって、きれいだから。」 この感性、大切にしてあげたいですね。