「ちいさな芽」 H21.2.5(木) 曇りのち晴れ

「ちいさな芽」 H21.2.5(木) 曇りのち晴れ寒い朝になりました。寒い寒いと背中をまるめるのは大人だけ。子供たちは元気に通園バスから降りてきます。園庭をグルグル走り回る子もいれば、急いで上履きに履き替えて教室に向かう子も。みんな元気です。

そんな中、立ち止まって何やら話している子がいます。「これ何だろうね…。」、「とんがってるよ。」、

「ちいさな芽」 H21.2.5(木) 曇りのち晴れ「ここからあじさいが咲くんじゃないの。」、「もっと大きくなるのかな。」、「でも、これ枯れてるんだよ。」

枯れ木のようになった紫陽花の株の前で、頭を寄せ合って、興味深そうに何かを観察しています。

「さわってみて。ぬるぬるしてるよ」、「なんだかぬるぬるしてるね。」、「固いよ。」、「固いね。」

それは、紫陽花の新芽です。一見枯れ木のように見えますが、枝先には小さな芽がでてきました。これを見逃さない子供の目って素晴らしいですね。そういえば、昨年の10月にも季節外れの紫陽花を発見してくれました。(文化たより/2学期/10月30日を見て下さい)

見慣れた園庭の小さな変化に気づく。いつも遊んでいる場所だからこそ隅々まで知っている。いつもと同じではない小さな違い。背中をまるめている大人には気がつかないんですよね。