「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ

2学期が始まって2週間目です。先週は休み明けで、手探りの様子も見られましたが、そろそろエンジン全開になってきました。年少さんのお部屋では、お絵かきや粘土遊びをしたり、ブロックやおままごとをしたりと、それぞれの遊びを楽しんでいました。

「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ粘土で何かを作っている女の子。お友達と顔を見合わせては楽しそうに笑っています。私の姿を見つけると、「見てー、これロールケーキ。中にイチゴが入ってるの、それから上にものってるよ。私大好きなの。」と、おしえてくれました。「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ「わー、上手だね。美味しそう。」と言いながら手でつまんで食べるまねをすると、とても嬉しそうにしていました。

このロールケーキ、よく見るとちゃんと中のクリームや具を巻き込んでいるんですよ。以前担任がカタツムリやソフトクリームをクルクルっと粘土で作ってあげたそうです。「丸まっている様子からヒントを得て、今度は自分のアイディアでロールケーキを作ったんだと思います。」と担任の話。何も見ないで、頭の中のイメージを形にするのって難しい事ですよね。お母さんと美味しいロールケーキを食べた経験と、先生と粘土をクルクル巻いて遊んだ経験が楽しく絡み合って、素敵なオリジナルケーキが出来上がりました。

「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ次に入った年少さんのお部屋でも、あちらこちらから「見てー!」、「見てー!」と声が掛かります。「上手だね。」、「沢山色を使って描いてきれいだね。」などとこたえながら机を廻ります。すると一人の男の子が、「これ自転車!今度買ってもらうの。」と自由画帳を掲げて「年少さん~頭の中を形に~」 H21.9.7(月) 晴れ見せてくれました。自転車の絵って、とっても難しいんです。自由遊びのなかで、こんなに素敵な自転車の絵を描いてくれました。今度お父さんに買ってもらう自転車への思いが伝わってくるようです。背景の2本の線は虹ですが、これは、前に座っている女の子がきれいな虹を描いていたのを見て描きました。これも大切なことです。友達同士、影響されあって、真似し合って子ども達は成長していきます。

お母さんやお父さん、先生やお友達、沢山の人との関わりと経験の中で子ども達は「自分の力」で成長していくんですね。