「みんなで おもいっきり砂遊び」 H21.9.18(金) 曇り

年少さんから年長さんまで、砂遊びを楽しんでいます。この時期は暑くもなく寒くもなく、砂遊びには最適です。色々と遊びを選べますが、やはり砂遊びが一番人気です。大きな山を作ったり、川や池に水を流したり、トンネルを掘って、両端の穴から握手をしてにっこり。この砂遊び、学年によって少しずつ違いがあるんですよ。

「みんなで おもいっきり砂遊び」 H21.9.18(金) 曇り

年少さん 川つくりが流行っています

年少さんは、川を掘って水を流すことに熱中しています。山を作るのも好きですが、小さな山です。自分達の背丈ほどの大きな山を作る年長さんに憧れています。そして、年長さんが作った山や大きな池を使って遊ぶのも大好きです。でも、一斉にトンネルを四方八方から掘るので、山が崩れてしまいます。すると、年長さんがすーっと来て、修復してくれるんです。

「みんなで おもいっきり砂遊び」 H21.9.18(金) 曇り

年中さん トンネル掘りがモグラ並みに上手です

頼もしく優しい年長さんに益々憧れを持つ瞬間です。

年中さんは、山に穴をあけてトンネルだらけに。どうすれば崩れにくいかをよく知っています。「先生、水かけて!」、「あっかけ過ぎ、それじゃ山が崩れちゃう。」なんて、怒られたりしちゃいます。みんなで協力して、一つの物を作り上げることに喜びを感じ、言葉を交わしながら、お友達とのコミュニケーションを楽しんでいます。

年長さんともなると、社会性が発達して、非常に高度な砂場遊びへと発展していきます。

「みんなで おもいっきり砂遊び」 H21.9.18(金) 曇り

年長さん 大きな物を協同して作ります

大きな山や川を作るなかで、役割分担が自然発生的に出来上がります。「○○さんが山を高くしているから、僕はてっぺんに立てる旗を作ろう。」、「トンネルを両側から同時に掘ってつなげよう。」、「池を作っているお友達がいるから、私は水が漏れにくい堤防を作ろう。」など、自分の役割を遊びの中で見つけて協同して遊べるようになります。そして、そのような環境がさらに社会性を発達させていきます。

このように3学年入り交じって遊んでいますが、そこに子ども達の成長を見ることができます。子ども達は、遊びの中から多くを学んでいくのです。