「ピカソもビックリ 幼児画の世界」 H21.10.16(金) 晴れ

「ピカソもビックリ 幼児画の世界」 H21.10.16(金) 晴れこの絵ステキでしょ。運動会の思い出を年少さんが描きました。

お帰りの時間間際に年少さんのお部屋に入ると、先生の机の上に子ども達のスケッチブックが重ねてありました。一番上でニコニコ笑っているこの絵に、ハッと惹きつけられました。楽しかった運動会、初めての運動会の興奮、色々な思いが、この1枚の絵から伝わってきます。

内面を表現するのが絵画描写だとすれば、生まれてから3年しか経っていない子が、今の自分の気持ちを素直に、思いのままに表現する幼児画は、最高の芸術だと思います。

ピカソ存命中の話しですが、ピカソの絵を「なんだ、子どもが描いたような絵だな・・・。」と評した人がいたそうです。ピカソは、その話しを聞いて大喜びしました。「純真な子どもが描く絵、それこそが私が追求しているものなんだ!」

幼稚園のスケッチブックの中には、ピカソが目指した最高の芸術が無数にあります。自由に、感覚のままに、サッサッサッと描いた絵は、色の使い方、構図、どれをとっても絶妙なのでした。