「こぶとりじいさん」 H22.1.14(木) 晴れ

年長さんの部屋から笑顔が沢山みえたので、中に入ってみました。

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どっちがいじわるじいさんかな? 両方ともニコニコで優しそうなお顔だね。

どうやら「こぶとりじいさん」の絵を描いているようです。ほっぺたにコブがありますから。他のテーブルでは鬼も描いています。おじいさんを描き終わると、周りに好きな絵を描き始めました。

なにかきたい? かわいいお花にしようっと。

なにかきたい? かわいいお花にしようっと。

「ねー、ここ何かく?」、「くもにしようか。」、「えー、そんなのいやだ~。私可愛いのがいいな。」、「ハハッ。くもって…空の白い雲のことだよ。」、「うふふ、そうかそうか。でも、白いところに白い雲かくの?」、「そうだな~ん~そうだ!トキかこ、トキ。」、「僕、トキかけるよ。」、「トキってなあに?」、「鳥だよ。」
「見てて。こんなの。」と、トキの絵を描いてくれました。
「それでね、クチバシはどす黒いんだよね。どうしようかな・・・黄色の上に黒かな・・・。」と、クチバシを黄色のクレパスで描いた上から黒のクレパスで塗りました。

絵の具が混ざり合って色が変わったり、自由画帳にお絵描きしているときにクレパスが重なって色が変化するのを日常のなかでいつも経験しているので、「欲しい色をどんなふうに作るのか」を自然と体得しているんですね。

「あ~、こんな感じ。」と、満足そうに空を飛ぶ真っ白なトキを眺めています。
「あれっ?でも結局トキって、雲と同じ白になっちゃったね。」、「あっ!本当だ。
ハハハハハ」

お笑いグループのように、おちがついたところで、笑いながら教室を後にしました。(しかし、どす黒いなんて言い方よく知っているな~。どこで覚えるんだろう。)