「年長さんって・・・」 H22.3.15(月) 曇り

水場で年中さん達が手を洗っていました。一人の女の子が、ふと後ろを見て、もう一度後ろを見ました。そして隣の子に、「年長さんって、絵がうまいね。」と言いました。隣の子も後ろを振り返り、「ほんと、上手だね。あんなに描けるといいね。」と言いました。その視線の先には年長さん達が描いた絵がありました。

短いやりとりでしたが、この会話には色々な意味が含まれています。「年長さんって格好いいな。何でも出来ちゃう。」という年長児への憧れ。そして、「もうすぐ自分も年長になる。あんな風に出来るかな。」という進級への期待感です。

また、絵は真似ることから始まり、影響し合って発達していきます。同じクラスの子の絵を見て「あんな風に描いてみよう。」、違う学年の絵を見て「あんな風に描けるかな、描いてみよう。」というように、刺激をうけて自分もやってみるんです。

あの女の子達も、年長さんの絵を見て「自分もやってみよう」と思ったはずです。
今年度もあとわずかになりました。来年度も、子ども達が子ども達自信で成長していけるような環境を作っていきたいと思います。