「子供の社会」 H23.1.24(月) 晴れ

年長さんが熱心に何かを作っています。牛乳パックを使って観覧車を作っているようです。

hp300DSCF5932「これ、くっつかないんだけど。」
「ここ持ってて。ここを紙でグルッと巻けば強くくっつくよ、きっと。」
「僕、もう1枚紙に糊つけてくる!」、
「はい。じゃー私、倒れないように持ってるねー。」、「うんお願い。」
「ねえ、これどこにつけようか?」、「ここ、ここ。」、「そうだよね。」と、

一つの物を作りながら色々な会話が交わされます。

hp340DSCF5937年長児になると、子ども達が自分たちの考えで、自分たちで役割を考えて、一つの物を作り上げようとします。そして、そこで交わされる会話や、作業を子供同士のコミュニケーションとして楽しむことが出来ます。自分のアイディアを出し、友達がそれを認めて実行する。このようなやり取りを通して、お互いを認め、協力する事の大切さを実感します。

ここで保育者が余計な口出しをしたり指図をしてしまうと何にもなりません。クラスがまとまって、子ども達の社会が出来上がっていれば、保育者はただ見守るだけでよいのです。遠くから・・・。