「△は□、□は△」 H23.6.21(火) 晴れ(以前紹介出来なかった分です)

hp350DSC06365年少さんが七夕飾りを作っていました。折り紙を二つに切って三角形にします。それを縦に幾つか貼り合わせれば、お飾りが一つ出来上がりです。

まずは、四角形の折り紙を対角線で半分に折って折り線をつけます。折り線に沿ってハサミで切れば三角形が二つ。 みんな綺麗な△ができて喜んでいるときに、一人の男の子が、「先生、三角をくっつけると四角になるんだね。」と言いました。
hp250DSC06361先生がクラスの皆さんにそれを紹介すると
あちこちから「先生!△をくっつけたらネコの顔になった。」、「先生!△で船できた。」
「△でお家になるよ。これが屋根で。」と赤い三角屋根の家などなど。次から次へと面白い△と□の組み合わせを考えだします。
「七夕飾りを作る」ことからは外れますが、先生は子ども達が満足するまで、「この△□遊び」をさせていました。

一人の子の発見や気付きを拾い上げ、みんなの物にして、みんなで新しい物に発展させていく。これこそが幼児教育の真髄です。偶然の出来事は、教師の臨機応変な対応によってクラス全体の必然へと変わります。