「粘土遊び」 H23.10.4 (火) 晴れ
年少さんのお部屋では、粘土遊びをしていました。楽しそうだったので、入ってみましたよ。
粘土で作った時計や指輪、マニュキュアまでつけて、とっても可愛い女の子。
「綺麗だね、お母さんみたいにオシャレだね。」っていうと、嬉しそうに「うん。」とうなづいていました。それから左の写真は、お弁当を作っているところ。ハンバーガーやキャンディ、色々と盛りだくさんです。 先生が、「これから子どもの国に遠足に行くので、お弁当を作っているんだよね。」と言うと、「ううん、ちがう。」、「えっ、違うんだっけ?」、「ちがう、もう帰ってきたの。今、子どもの国から帰ったところ。」ですって。可愛いですね。小さな粘土板の上で、小さな物語が出来上がっているんですね。こうやって、作ってはこわし、作ってはこわし、粘土を形作るように、お話も形作っていけるところが粘土遊びの良いところです。
さてさて、こちらはミニチュア細工のようなものを作っている女の子です。小さな丸い円板の上に何やら細かいニョロニョロを丁寧に置いていますよ。何を作っているのと聞くと、「おそば!」と女の子。
それにしても、大変な集中力です。無心になって細かなそばを皿の上にのせています。
そして、隣の男の子に「はい、どうぞ。食べて下さい。」と、ざるそばを渡しました。
「ありがとう。いただきまーす。あ~、おいしいですね。ごちそうさまでした。」
「おかわりしますか?」
「おかわりは、いいです。おなか、いっぱいです。」、「また欲しかったら言って下さい。」
こんなふうに、粘土遊びから自然とおままごとに発展していました。
粘土板の上で生まれた物語は、子ども同士のコミュニケーションを通して様々な遊びへと変化し、発展していくのでした。