「視線の先には ~ 別話」 H23.10.28 (金) 晴れ
昨日は写生について紹介しました。普段見ている風景でも、見る場所や見方を変えると、新しいことに気付きます。
実は、写生をするのは初めてなんです。それでも戸惑うことなく、思い思いの場所に陣取って、気に入った風景を切り取る子供達。
大人だったら何をどうしたら良いのか迷いますよね。 なぜ子ども達は新しいことに抵抗を感じないで、やる気一杯取り組めるのでしょうか。
この子達には、素晴らしい順応性と、今を十分に楽しもうとする姿勢、そして自分を信じて進んでいく積極性が備わっているんですね。
つまり、「よし、やってみよう!」という気持です。また、たとえ不安に感じても、お友達の様子をみて、同じようにやってみた。そうしたら楽しかった、出来た。これも大切な事です。
どんな環境でも100%の力を発揮しようとする能力。子ども達は素晴らしい宝を手にしています。
幼児期には知識を与えるのではなく、様々な経験を通して、生きる力を身につけることが大事です。
それは、成長するにつれて本当に大きな宝となり開花するでしょう。