「さよならシャトル号!」 H24.1.27(金) 晴れ

最初で最後のツーショット・・・シャトル号(左) お疲れさま!

最初で最後のツーショット・・・シャトル号(左) お疲れさま!

長年親しまれてきたシャトル号ですが、ディーゼルエンジン排ガス規制の為に、(法には勝てず・・・)、今日でお別れとなりました。かわりに水色の車体のバスが幼稚園にやって来ました。形はほぼ同じですが、デザイン一新です。無限に広がる子ども達の未来と夢をイメージして、明るい意匠にしました。どうですか、楽しいバスになりましたでしょ。

さて、新旧バス2台並んで、記念撮影です。ここで、「なるほどな…」ということが起きました。退役のシャトル号の周りに人だかりができ、hp350DSC08755子どもとバスの写真を撮ったり、バスのソロ写真を撮ったり、みんなシャトル号の周りから離れません。運転手さんに「のってもいい?」と聞くと、「いいよ。お別れだからな。」と運転手さんが笑顔で答えます。みんなみんなバスに乗り込んで、壁に触ったり、イスに触ったり、手すりに触ったりと名残惜しそうです。みんなシャトル号が大好きだったんですね。なんだか胸がじ~んとして、目頭が熱くなりました。シャトル号も喜んでいるように見えます。一度出発しかけましたが、配送の方のご厚意で、門の外で再び停車。hp350DSC08752最後のお別れタイムです。ボディーやテールランプをなでてお別れしている子もいました。むやみに新しいものに飛びつくのではなく、古いものを大切にし、いとおしむ気持を持っている。なんて素敵な子達なんだと嬉しく思いました。

物に命はありませんが、人の心で命を宿すときがあります。そんなとき、物は人に語りかけ、人は物に語りかけるのですね。ぶる~んとエンジンをかけ、ゆっくりと走り去る後ろ姿に、「さようなら」、「ありがとう!」、「またのせてね!」と手を振る子ども達には、確かにシャトル号の声が聞こえたんだと思います。 おつかれさまでした、シャトル号!

hp500DSC08747




らシャト
ル号