「魔法の手、繊細に」 H24.5.14. (月) 晴れ

年長さんが、粘土でワニやケーキを作っていました。慎重に粘土べらを使って細かい装飾をつけたり、手先の繊細な感覚で滑らかな形に整えたりして・・・

それはもう職人技です。

真剣で真剣で…顔が近づいてしまいます。

真剣で真剣で…顔が近づいてしまいます。

細かい作業には左手を添えて

細かい作業には左手を添えて

道具の使い方を自然と工夫していて、粘土べらに左手を添えて強弱を調整している男の子。繊細な模様と大胆なワニの造形が絶妙です。

下の写真はハートの形を柔らかい感じにする為に、指先で丁寧に形を整える女の子。何度も何度も手をくわえて納得のいくハートに仕上げています。

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ケーキのメインの装飾はハート。指先で形を整えて、何度も納得がいくまで繰り返しています。

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無から有を作り出すその手は、まさに魔法の手。小さいけれど、繊細で美しいのです。

あちらでも、こちらでも、次から次へと作品が出来上がっていきます。

どれも本当に素敵です。大人は、良いものを作ろうとして余計なことばかり考えてしまいますが、子ども達は違います。楽しみのうちに自然と手が動く。夢中になって、イマジネーションを具体化していくことができるんです。

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ライオンの顔

ライオンの顔

そして、この夢中になれる環境をつくってあげることも大切です。良い環境のなかでこそ、自由な発想と豊かな感性が生まれます。子どもはみな素晴らしい力を持っています。その力を引き出せる環境が実に大切なのです。

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肘も使っちゃいます…グリグリグリ。

 

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お城です。塔の上のヒュッと捻られている部分が何とも良い感じです。