「りんごの赤ちゃん」 H24.6.20 (水) 晴れ

子ども達が何かを見つけました。それを拾って先生に見せています。

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「わー、たくさん落ちてる。」
「ここにもあるよ。」
「こっちは赤いよ。」

残ったリンゴ 「小さいけど赤くなってるよ。」

残ったリンゴ
「小さいけど赤くなってるよ。」

昨日の台風で、リンゴの木から赤ちゃんリンゴが落ちてしまったようです。
かなり強い風と雨でしたからね。
「けっこう、大きくなってたのにね。」
「もったいないね。」、「もったいないね。」
「さくらんぼかと思った。」と言う子もいました。確かに大きさといい、色といい、さくらんぼのようにも見えます。

「りんごのにおいがする。」と言うので、手にとって鼻にあててみると、ほのかにリンゴの香りがします。

こちらは木に

こちらは木に

「本当だ。りんごの香りがする。」
他の子達もクンクンクン。
「あっ、りんごのにおいだ。」
「先生!りんごのにおい。」
「こっちのりんごはツルツルしているのに、こっちのはシワシワになってる・・・何でだろう??」と不思議そうに見比べている子もいます。

かなり長い時間、ジーッと観察している男の子 「シワシワとツルツルがあるのは何でだろう?」

かなり長い時間、ジーッと観察している男の子
「シワシワとツルツルがあるのは何でだろう?」

今回落ちてしまったリンゴの赤ちゃんですが、まだまだ木には沢山残っています。これから暑い夏を経て、秋にかけてどんどん大きくなっていきます。その成長を子ども達と一緒に見守っていきます。季節を感じることが少なくなった現代社会です。小さな園庭ですが、目で見て、手で触って、嗅いでみて…季節や自然を五感で感じて欲しいと思います。

お店で売っている綺麗で大きなリンゴも、初めは青くて硬くて小さいんだって、今回の台風一過で感じたことでしょう。