「泥んこ三昧」 H24.7.9 (月) 晴れ (先週の記事です)

hp300DSC00019水の冷たさが気持ちよい季節となりました。以前砂遊びについてご紹介しましたが、今は裸足になってのどろんこ遊びです。
靴を脱ぐだけで、裸足になるだけで、子ども達の心に「どろんこ遊び」のスイッチが入るから不思議です。裸足になりながらも、ワクワクをおさえられない様子。トンネルの掘り方や川の作り方もよりパワフルに、遊びに躍動感がでてきます。

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そして、この笑顔。そしてまた、トンネル工事の真剣な顔。
「先生!ここ水ちょうだい!」
「トンネルがこわれちゃった。」
「よし、いそいで治そう。」
「水をかけて砂を強くして。」
「濡れてない砂持ってくるよ。」と、お友達と協力しながら大きな山やトンネルを作っていきます。
まさに華麗なる連携プレーです。

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「よし、この川とこの川をつなげよう。」と運河の建設に入りました。
ところが、川と川が繋がったのに水が流れていきません。
「先生!ここに水を流して。」
でも、流した水が運河に流れていくことはありません。

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「なんでだ?」、「もっと掘ってみよう。」、「あれ?流れない。」、
「ん~?」、「あっそうか。下を低く掘っていけば、水が低いほうに流れていくんだ!」と、水が高い方から低い方へ流れていくのを発見しました。

こうして子ども達は遊びを通して、様々な発見と工夫をしていきます。でもここで、「大人が高低差をつければ・・・」なんて教えたら台無しです。自分達で楽しみながら、経験を通して学ぶ事が大事です。

園庭を一杯に使っての泥んこ遊びは、心地よい興奮とともに子ども達の心の根に確かなものを植えつけているようです。