「夏休みの思い出」 H24.9.10 (月)晴れ (先週紹介できなかった記事)

hp350DSC09337夏休みは、どうでしたか?
海へ行ったり、山へ行ったり、プールに行ったりと、楽しい夏休みを過ごしたようですね。

年少さんが、楽しかった夏休みの思い出を印象画に描いていました。まずは、印象に残った出来事をクラスのみんなに発表します。先生が一緒になって、話を聞いたり補足したりしながら・・・クラスみんなで、その子の夏休みを共有します。そうして、その印象を絵に描くのです。実際に自分が経験した事、見た事を一気に表現します。

hpp300DSC09340右の絵は、お婆ちゃんの家に遊びに行った時の様子を描きました。真ん中にお婆ちゃんの家があります。そして、家族が左からママ、パパ、自分、お兄ちゃんです。みんな楽しそうな顔をして、可愛いですね。家族みんなで、お婆ちゃんの家で遊んだことが一番楽しかったようです。だから真ん中に家があるんでしょうね。

hppp300DSC09339左の絵は、家族でうどんを食べているところ。ぐるぐるの渦の中に家族の顔が描かれています。真ん中の青いぐるぐるがうどんです。顔が赤い渦の中に描かれています。赤い渦はうどんではないそうですが、家族の美味しい顔を赤い渦の中に描きこんだようです。うどんの印象と楽しい印象が、赤い渦となったのではないでしょうか。

幼児はその絵画表現の中に、印象の全てを描き込みます。現実には存在し得なくても、それが見えているかのように。勢いのある絵。素直に、そのままに描く絵。絵画技法としては稚拙であっても、その表現力に勝てる芸術家はいないのです。