僕が作ったんだよ! H25.6.5(水)晴れ (以前紹介できなかった記事です)
年中さんのお部屋に入ったら、「せんせ~い!」って二人の子が駆け寄ってきました。
そして「先生、見て見て!」って手を引いて教室の奥の方へ。
「何を見せてくれるの?」
「ふふふ」、「ふふふ」
「これ、私が作ったの!」
「上手に作ったね。面白いね~。」
粘土で面白い顔を作りました。子供たちの発想は無限ですから、人の顔という枠を超えて、実にユニークな作品となりました。
「これ私の、みて~!」
「わ~、本当に面白い顔になったね。」
実はお帰りの時間が近づいていて、みなさん帰り支度をしていた頃だったんですよ。椅子に座っていた子も集まってきました。
みなさん、目をキラキラさせて自分の作品を探しています。
「これ!ぼくの!」、「これ私が作ったんだよ。」、「これ見て、せんせ~い!」って、みなさん興奮気味です。自分の作品を見てもらいたい。認めてもらいたいという気持ちの表れです。これはつまり、自分を認めてもらいたいという欲求でもあります。子供をほめて、認めてあげることが大切です。
人は誰でも大人でも、人に見てもらいたい、認めてもらいたいという欲求がありますね。世の中の多くの事柄の原動力は、そこにあるのではないでしょうか。認められたときに大きな達成感を味わい、それが大事な成功体験となっていくわけです。幼児期に十分に認めてあげて、達成感と成功体験を多く経験させてあげることです。