一番好きな場所、一番好きな先生 H25.6.11(火)

文化の卒園生で、現在小学校2年生の子が、学校の授業で「好きな場所、好きな先生」を書くという事があったそうです。その子は、「好きな場所は幼稚園。好きな先生は○○先生。」と、幼稚園の先生の名前を書いたと聞きました。

その先生が1年目の時に担任した子です。受け持ってから3年も経ち、卒園してなお、幼稚園と先生の事が一番好きだと書いてくれました。○○先生は、その事が本当に嬉しく、その子の幼児期に携われた幸せを感じ、そして先生をさせてもらって良かったと思ったとのことです。

1年目の先生が誰にも負けないのは一生懸命さです。その子の為に何をしてあげられるか、真剣に考え、悩み、喜び、本当に一生懸命に保育をしてきた。その事が子供の心にしっかりと根付いているから、小学生となった今でも先生の事が一番好きだと言えるのでしょう。

授業の趣旨では、小学校について書くのがねらいだったのでしょう。学校の先生も驚いたのではないでしょうか。でも同時に、幸せな幼稚園生活を送ったんだなと思って下さったのでは。

就任1年目、誰にも負けない一生懸命さが、心の奥底に素晴らしい教育の成果を与えたのですね。