園庭での小さな発見 H25.6.18(火)

雨が降りそうで降らない・・・変なお天気が続いていますね。降る時に降らないと夏の水不足が心配です。でも子ども達にとっては、雨は降らない方が嬉しいです。外で遊べますから。今日は昼から雨の予報が出ていますので、みなさん午前のうちに園庭で遊んでいました。

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年少さんが紫陽花を囲んでお話しています。ピンクや紫の綺麗な紫陽花です。

「花はどんなふうに咲いているかな?」と先生が子ども達に聞きます。

「綺麗に咲いてる~。」

「ん~綺麗だね。それから、色や形とか他の花と違うでしょ。どんな所が違う?」、

「小さいお花がくっついてる~。」

「丸く風船みたいになってる~!」と、子ども達が答えます。

「葉っぱはどんなかな?触ってもいb500DSCF7955いよ。」と先生が聞くと、

「硬い。」、「大きい。」、

「線が入っている。」と特徴を見つけます。先生が言葉を拾い上げて、「ん~大きいね。」、「そう硬かった?」と返事をしてくれるので、子ども達も嬉しそうです。

このように、子どもが発する言葉に敏感になって、短い言葉でも良いので、きちんと返してあげることは大切なことです。そうした日常の言

葉のやり取りの中で、「自分は認められている」と感じることができます。そして、もっと何かを見つけて認めてもらおうとするわけです。

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何か見つけたかな?
紫陽花の根本に赤や黄色の小さな花が咲いていました。

 ほら、ここでも子ども達が子ども達の目線で何かを見つけましたよ。高い所で咲く紫陽花とは対照的に、低い所に小さな可愛い花がありました。これもまた、一つの発見です。先生も子どもと一緒に驚いて、一緒にしゃがんで、何の花か一緒に考えるんですよ。

普段気づかないことに気づいて、驚いたり、感動することも多いんですよ。