子どもの世界はワンダーランド H25.9.30(月) (以前紹介できなかった記事です)
なんだかとても真剣な顔つきで粘土遊びをしている年中さん。みんな何を作っているのかな?
時折、わ~っと歓声があがります。誰かが何かを作ると、わ~って皆で興味を持って見るんですね。それで「面白いね。」、「格好いいね。」って、笑ったり話したりしているんですよ。
こちらでは男の子が、「せんせ~い!みてみて~!」って、粘土で作った小物入れのフタを開けてくれました。となりの女の子も「わ~、かわいい~。」って褒めていますよ。宝石箱の中は、宝物がいっぱいです。
「どこ、もう少しよく見せて。」っていうと、に~ってこの笑顔です。工夫して作ったものを、お友達や先生に褒めてもらったり興味を持ってもらうことが、とても嬉しいんです。
こちらでは、オシャレさんが粘土でアクセサリーを作っていましたよ。ブレスレットに、よく見ると首にはネックレスもしているんです。クラスのファッションリーダーかな。写真をパチリと撮ってあげると、「粘土板の上も。」って言うんです。見ると、他にもブレスレットや指輪にリング付ネックレスが…。「わ~、綺麗なのを沢山作ったんだね。オシャレさんだね。」って言うと、はにかんだ様子。女の子ですね。
こちらに、もう一人オシャレさんがいましたよ。ブレスレットと指輪をして、さらに何か作っています。可愛いですね。一生懸命に作っています。ブレスレットには飾りが沢山ついていて、凝った作りですよ。やはり女の子はオシャレに興味があるんでしょうね。
そしてまた、その隣では折り紙のようにハンカチを折って遊んでいる男の子。一人黙々と折り目を変えたりして、集中しています。開いたり、折ったり、広げたり…。
きっと色々なことを考えているのでしょう。視線を離さずに没頭しています。こういう時間は大切にしたいですね。
そして、その前に座っている子は、面白い絵を描いていましたよ。
前で見ていた女の子も、「上手!」と、この笑顔です。
子どもって、友達が作ったものや描いたものを見て、自分の事のように楽しめるんですよね。絵本や物語の世界に自分を置くことができるのも、こういったことではないかと思います。
教室という空間のあちらこちらで、様々な世界が広がって、子どもの世界はまさにワンダーランドです。