りんごの香り H25.11.21 (木) (以前紹介できなかった分です)

興味深そうに何かを見てますね。さて、何を見ているのでしょうか?

ヒント;園庭でとれました。

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b200DSC_2854答えは・・・これです。 ん?まだ分かりませんか?

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では、こちらを。

b200DSC_2774園庭には、りんごの木があるんですよ。

花が咲いて、小さな実がついて大きくなっていく様子をいつも観察していました。b300DSC_2863

種類もいくつかあって、小さな実の「アルプス乙女」、大きな赤い実は「津軽りんご」です。熟す前に風で落ちてしまったりんごです。ちょうど給食が終わりそうな頃でしたが、バケツに入れて子供たちのところへ。

b500DSC_2853絵を描いたり遊んだりしてもらおうと、各クラス2、3個ずつあげました。みなさん、とっても喜んでいましたよ。

ところで、各クラスを回って、気づいたことがあるんです。

年少さんは、小さな手で宝物のようにリンゴを持っています。「固い。」とか「私りんご好き~。」とか、「冷たい。」なんてことを言いながらお友達に順番に回していきます。

年中さんは、「わ~、りんごだ!」って言いながら、その感触を手でこすったり押してみたりしながら楽しんでいます。とても積極的です。

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この子はりんごの絵を描いていますね。上手です。

さて、年長さんになると、多くの子が真っ先に鼻に当てて香りを嗅ぐんです。さほど強い香りはしないので、なおさら香りを確かめようと、強く嗅いでいます。両手で香りを逃がさないようにしながら。

この反応の違いは、経験の違いであると思います。年長児になると様々な経験を通して、「りんごの香り」というものを認識してます。ですから、園庭でとれたりんご、木に実っていたりんごが目の前に来た時に、まずは香りを確かめようとするんですね。

そして、かすかな香りが自分の知るりんごの香りと同じであることを確かめた時に、嬉しさを感じるのだと思います。

「あっ、りんごだ!」って。   (写真はすべて年長児です)

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