年長さんが墨で絵を描いていました。（今日は年長3クラスの写真）

小さな画用紙に音楽会でやる劇を題材にして絵を描きます。

みなさん、とっても上手。割り箸をペンにして、何度も墨をつけながら線を描いていきます。

それぞれに場面を思い浮かべて描きます。

それぞれの持ち味で。

時に笑いながら

時に真剣に

頭の中に描いた場面を

描いていきます。一人一人みんな違いますが、どれも素晴らしい。

こんなふうに、ぐ～っと集中して画面に入り込んで・・・

ふと互いに見合って、お話をしたり。この集中と開放が自然と繰り返されて素敵な絵が出来上がっていきます。

絵を見ていても感心しますが、この子ども達の様子を見ていても感心させられます。

そして思うんです。みんな芸術家だな～って。

この女の子、姿勢が悪いですよね・・・違うんです。こうして横からみると見え方が違うって気が付いたんですって。面白いなって。

そして、また違った角度でも眺めます。お～、これは正に芸術家の目線でしょ。

 子ども達と一緒にいると、本当に色々な事に気付かされたり、教えてもらったりします。

このクラスは「大工と鬼六」の話を描いています。橋のが象徴的です。

賑やかな絵が完成しました。一枚描くと、もう一枚描けます。

2枚目は1枚目と全く違う画風！

ぐ～っと一本の曲線。鬼の頭かな？力強くて美しいラインですね。

思うままに一発で描いていく子ども達は、天才ですね。私は鉛筆で下書きしないと無理ですよ。消しゴムも必要ですし～。