コミュニケーションは移動する H28.2.17(水)
年中さんの部屋に行くと、皆さん色々な遊びをしていました。
まずは粘土遊び。なんだかとっても楽しそう。何を作っているのかな?
迷路のような絵を描いている子に、粘土で恐竜の化石を作っている子もいます。
「これはね~、○△□サウルス。もう絶滅しているの。」って、立て板に水のように説明してくれました。ちなみに、○△□のところは、しっかりと難しい名前を言っていましたが、とてもとても覚えられませんでした~。そして恐竜博士の説明をフムフムと聞いている男の子。
私が粘土の化石の説明を聞いていると、絵を描いていた女の子も、自慢の粘土の大玉を持ってきて見せてくれました。そして、分かりますか?後ろにいるのは、初めの写真で紹介した女の子。私のも見て~って私のところに来てくれましたよ。「うちわだよ。」ってヒラヒラと扇いでいます。
突然ですが、あやとり上手!
ケーキ、お団子、色々作ったよ。
こちらの女の子3人は、これからディズニーランドを一緒に作るそうです。粘土板をつなげて~。
3人が楽しそうだったので、一緒にやろうって粘土板を繋げて4人になりました。
その隣では、綺麗な宝石をたくさん描いている女の子。
上手だねって言ったら、ほらって見せてくれました。粘土で遊んでいた隣の子も「わ~キレイ」って見ています。」
そしてこちらでは、新聞紙を丸めて大きな玉を作っています。
ゴワゴワの新聞紙。丸めてテープで留めるのって難しい。苦戦していると、あやとりで遊んでいた男の子が気づいて手伝ってくれました。「おさえているから、テープ貼って!」って。
できたと思ったら、上にポ~んって投げてキャッチ!!
この様子をみて他の子もやってきました。
やらせて~! わ~い!!
楽しそうですね。
こうしてみると、子ども達の遊びの関係・・・コミュニケーション・・・って、グルグルと回っているんです。とても流動的です。お友達の様子を見て、楽しそうだなって興味を持ったら近くにいきます。お話をしたり、遊びに加わったり。
これこそが、集団生活の意義ともいえます。互いに影響し合い、楽しみ合う。
コミュニケーションって、グルグルと回って移動しているんです。子ども達の間で自然と。
この間、わずか10分弱の出来事。僅かな時間ですが、本当に色々なことが起きます。子ども達の時間は、大人では考えられないほどに濃密なんですね。
教室を出ようとした私に、女の子が何かを見せようとして粘土ケースに手を掛けました。
なに? ケースから出してきたのは、これ! 分かりますか?
トイレです!フタもしめられるし、面白いでしょ。そして可愛い。
子ども達といると、何もかもが楽しく、そして面白いのです。