泥んこ H28.7.12(火) (6月末に撮影)
暑くなってきたので最近は水遊びをしていますが、曇りの日や気温が上がらない時は泥んこ遊びをしています。
水遊びは気持ちが良くて楽しいですが、泥んこ遊びは遊びの工夫が多くて楽しそうです。
園庭全部が砂場ですから、大きな川や湖、大きな山やトンネルを作って遊べるので、それはそれは楽しいのです。
クラスや学年を超えて、子ども達が入り混じって遊ぶ様子はダイナミック!
この山では、面白そうなことをしていましたよ。
山のてっぺんから少し下がったところに赤いザルをはめ込んで、その先には川を掘っています。
そしてザルに水をあけると・・・ジャバ~!
ザルの網目に吸い込まれる水と、網目から落ちて急流となって落ちる水。
急流であれば多くの砂が削れて流れて、たまってしまいます。砂を掘って次の急流に備えますよ。
そしてまた、バシャ~! ウワ~ッて、みんな楽しそうです。
感心するのは、そこにザルを置こうと思ったアイディアです。そして、写真を見ると分かりますが、水圧でザルが落ちないように工夫しています。
何度かザルがずれるうちに、ずれないように嵌め込んだんです。
私は小学校の理科の授業で、川岸をけずって土砂が流れる実験をしたのを覚えています。でも、この子達は先生に教わる事なく、遊びを通してそれを経験的に学んでいるんですね。そしてザルがズレれば、考えて工夫する。子ども達は、遊びの最中も考え工夫して、更に楽しく発展させていきます。役割分担のようなものも自然と出来上がって、それぞれに楽しさを共有している。こうしたことは、この子達の力となって、将来の宝となります。