発見!地質学者? H28.10.13(木)
(前回の記事「何の工事ですか?」の続きになります。)
園庭いっぱいに広がって、あちこちで色々な遊びをしている子ども達を見ると楽しい気持ちになります。
こちらでは、ケーキを作ってケーキ屋さんの開店準備中。
おっと、目の前で突然先生がお相撲を始めましたよ。
これには子ども達も大喜び!そして、負けそうな方に加勢します!
子ども達の加勢で勝ちました!!
もう勝敗は分かりましたね。
さて、ビックリしたのは年長さんがしてる事。
「ここを削ると粘土ができるの。」って、手の平に乗せているのが自家製の粘土だそうです。
近くにいた先生が教えてくれました。「ここを掘っていたら、途中で地質が変わったのに自分達で気が付いて。水で湿らせたら粘土のようになったんです。スコップで掘るよりも、この筒で掘った方が良く取れるそうで。今は粘土作りに熱中しています。」
「その様子を見ていた他の年長さんや年中さんも、色々な場所で粘土が出てくるか、やってみているんです。粘土取りがあっという間に子ども達の間に広がっていって・・・はい。こんなことを思いつくなんて素晴らしいなって思います!」
他の場所でも粘土取りをしていました。試し掘りみたいな感じです。ここからは出るかな?って相談しながら、掘ったり水を掛けたり。
先ほど話をしてくれた先生が言うように、子どもって素晴らしいな~って感心してしまいます。まるで地質学者です。
そこへ、3人の女の子が見て~ってやってきました。
「砂の中から出てきたの。海の貝殻。ここ海だった?」
「わ~すご~い。」って他の子もビックリです。
先ほど粘土掘りをしていた女の子は、カップにトロトロの泥を詰めて持ってきました。
「柔らかい粘土。ペタペタ。」
本当に、轆轤(ろくろ)にでも乗せたくなるような色形です。
いや~、本当に子ども達の遊びを見ていると、将来は学者か、技術者か、芸術家か・・・って楽しみになるんですよね~。