シンプルだけど面白い H28.11.2(水)
年中さんです。紙版画の版を作ってる子と、楽焼の粘土で皿を作っている子。この粘土は信楽の粘土ですよ。乾かして幼稚園の窯で焼きます。とても集中して真剣ですよ。
信楽粘土は造形しているうちに乾いたり空気が入ってしまうと焼成の時に壊れてしまいます。なので、いつも遊んでいる油粘土で作る形を決めてから本番の楽焼の造形をしています。
そんな中、作り終わった子たちが面白いことを色々としていました。
「先生、メガネ!」って、この男の子は、二つの小さな丸い粘土を持っているな~って思っていたら、サッと目に当てて・・・。
その間が絶妙でインパクトがあって、周りの子も大笑いです。
「み~て~、鼻に乗せてるの。」 これも本気で笑ってしまいました。(ツボにはまった)
シンプルだけど、面白い。ユーモアたっぷりの子ども達。
「今ね、キャンディ作ってるの。」 粘土板の上は、クルクルと巻いたキャンディ。
「魚も作れるよ。」と言うので、「そう、じゃ~魚も作ってみてくれる?」とリクエストすると、「今キャンディ作っているからムリ~。」って断られてしまいました。これにも笑ってしまいましたよ。
一緒に絵を描いている女の子二人。クレヨンで描いた上から色を重ねたり、指で擦って淡い雰囲気にしています。
そして、「今、とっても集中しているの。」、「集中しているから話せないよ~。」って、子ども達の言葉や仕草って本当に面白いのです。
この男の子は、粘土をなが~く伸ばして繋げてヘビを作っています。
「こんなに長いよ。まだ育っているからね。もっと長くなるよ。」
1週回って、最後にコチラ。先ほど鼻に粘土を乗せていた子です。「みて、氷だよ。」
キレイに真四角にカットされて角もシャープです。立方体!
「触ったら冷たいかも?」って言って触ったら、とても嬉しそうに笑っていました。
シンプルだけど面白い。思わず笑ってしまう子ども達の様子でした。