川を掘って山を盛って 2017.6.14(水)(以前に紹介できなかった記事です)

さあ、今日もやっています。文化名物、泥んこ遊び。もう少し暑くなると裸足になるんですが、まだ靴は履いています。

この季節は、水をたくさん使っても気持ちがいいし、園庭を一杯に使って遊びます。

子ども達みんなが、好きな場所で好きな遊びをしますが、なんとなく共通の目的のようなものが出来てきます。

川や池を掘るのが醍醐味ではありますが、その傍らで大きな山を作ることに一生懸命な子ども達。ひたすらに砂を運んできては山を盛り上げます。

ここで面白いのは、砂を運ぶ人、盛った砂を固めて形を整える人に役割分担が自然に出来上がること。それぞれに夢中になって声を掛け合って遊びます。このような様子は年長さんならでは。自分たちで共同して遊びを作り上げることができます。

 

こちらの女の子達は二人で遊んでいます。水を十分に含んだ砂はトロトロです。これを型に流し込んでパンケーキ屋さんの準備をしているところです。トロトロの感触を楽しみながら、水を加えたり、砂を加えたりして固さを調整。ここは厨房ですよ。

こちらは年少さん。

年長さんや年中さんが作った水路を掘り進めたり、山にトンネルを掘っていきます。

どんどん掘っちゃうよ!

 

そんな中、砂をカップに入れてはジッと見つめ、そして砂を捨てては、また入れて見つめる男の子。観察しているんでしょうね。

声を掛けたくなりましたが、我慢しました。ここは、邪魔してはいけない場面です。ジッと見ているんですから。

 

こちらの子は、掬った砂を腰の高さからス~っと散らして遊んでしました。しゃがんで砂を掬っては、立ち上がって砂を撒く。感じているんでしょうね。砂のサラサラ感というか、動きを。ここも、あえて声を掛けず。こういう時は、声を掛けちゃいけませんよ。
そして、こちらは水をラッパのようにして流しこむ・・・先生。やっぱり先生が一番楽しまないとね!

「先生、今日も楽しかった。またやろうね。」って子ども達から言われるのが、先生への最大の褒め言葉です。