夏の思い出 H25.9.17(火) (以前紹介できなかった記事です)
年少さんが夏休みの出来事を絵に描いていました。夏の思い出です。
プールで遊んだり、温泉に入ったり、おばあちゃんの家に泊まったり・・・みな思い思いの思い出を描いていました。
「何しているところ?」って聞くと、嬉しそうに説明してくれます。
そんな時の表情は何とも言えない愛らしさです。まさにこの絵のように。
こちらでも、二人の子が向かい合って描いていました。
時折、視線を絵から外し、お友達の絵を見ています。言葉はなく、静かに見ています。しばらくするとまた、自分の絵に戻って描きはじめます。
しばらくすると・・・今度は、もう一人の子が視線を外してお友達の絵を見ています。
やはり言葉はなく、静かにじっと見つめています。そしてまた、自分の絵に戻って無心に描くのです。
このやり取りが、ゆっくりと何回か繰り返されていました。それは、静かで優しい空気が流れているようでした。
二人は何を考えているんでしょうね?何だと思います?
「お友達、上手に描いているな。」、「楽しそうな絵だな。」とか、「あんなふうに描くのも良いな。」とか・・・ですかね。
もちろん、「今何考えているの?」なんて聞いてませんから、本当のところは分かりませんよ。でも、お互いを意識しながら、紙面をとおしてのコミュニケーションがあったわけですね。
色々な形のコミュニケーションがあります。会話や表情だけでなく、あうんの呼吸のなかで、目線も言葉も交わらないコミュニケーションです。それは、とても静かで優しく、印象的でした。