文化たより2010年度2学期
文化たより
幼稚園には楽しいことがいっぱい!子ども達の笑顔って本当に素敵ですよね。
このページで、その様子を少しでもお知らせできたらと思います。
2学期
「うれしい来客」 H22.12.21(火) (曇りのち雨)
今日は嬉しいお客さんがありました。以前文化の先生をしていた方が、1歳半のお子さんを連れて遊びに来て下さいました。突然のご訪問だったので、より嬉しく感じました。サプライズですね。戸塚から遠路車でお越し下さったということで、周囲の大人の騒ぎを横目に、お子さんは眠くてご機嫌ななめ。でも、絵本をプレゼントすると興味深そうに見ていました。こんな風にわざわざ懐かしんで遊びに来てくれて本当に嬉しいです。あとは、町田に引っ越してきて入園してくれれば、いつでも会えるんですが・・・。
さて、2学期の文化たよりもこれで終わりです。ご愛読有難うございました。2学期はHP管理業者を変えた為に移管に手間取り、思うように更新が出来ませんでした。楽しみにいていた方、申し訳ありませんでした。それでも、多くの方々にご支持を頂きまして大変有り難く思います。
3学期(来年になりますね)も楽しいHPを作っていきたいと思います。どうぞ2011年も宜しくお願い致します。
「本当に来たんだサンタさん!」 H22.12.20 (晴れ)
もうすぐクリスマスですね。
みなさん、サンタさんからもらうプレゼントは決まっているようです。
「僕ね、ベイブレイドもらうよ。出来るだけたくさん下さいってお願いした。」「でも、あまり欲張るともらえなくなっちゃうかもしれないよ。」と言うと、
「だからー、出来るだけって。」
これには参りました・・・色々と考えているんですね。
「私サンタさんにお手紙書いたの。」「なんて書いたの?」
「プリキュアの○※◎◆が欲しいって書いた。」、「えっ何?」、
「プリキュアの○※◎◆。」、
「そう、難しい名前よく知っているね。先生言えないよ。でもきっともらえるよ。」
最近のキャラクタの名前は本当に難しくて聞いても覚えられません。子ども達の記憶力ってスーパーコンピューター並です。
ところで、幼稚園では今日、各クラスごとにクリスマス会をしました。ゲームをしたり歌を歌ったりして楽しく過ごしましたよ。
ジュースで乾杯をして、クリスマス気分のところへ・・・なんと、「メリークリスマス」とサンタクロースが入ってきたから大変!
「サンタさんが本当にきた!」と笑いが止まらなくなってしまった子もいれば、じーっと
「誰だろう?本物?」と見つめる子もいます。
サンタクロースからアメをプレゼントされて、みなさん本当に嬉しそうです。
“Thank you !”と自然に英語でお礼が出てきます。
するとサンタクロースも
“You are welcome”と返してくれて、「やぱりサンタさん英語だったね。」と小声で話している子もいます。
それぞれのクリスマス会を楽しんで、一足先にクリスマス気分を満喫した子ども達でした。
「さんねん峠とゆきむすめ」 H22.12.16 (晴れ)
毎日子供たちに絵本の読み聞かせをしていますが、今一番の人気は「さんねん峠」と「ゆきむすめ」の2冊です。余程気に入っているようで、「今日ゆきむすめ持ってる?」とか、「さんねん峠よんで!」とリクエストされます。持っていないときは「え~、なんで持ってないの!?」と、怒られてしまうくらいです。とにかく私の顔を見れば、「さんねん峠よんで~。」、「毎日でもいいよ。」などと言われてしまうので、最近はこの2冊以外読むことができません。
でも、特定の本を集中して読むということは大変よいことで、大人になっても心の中でページをめくれるような1冊がほしいものです。とくに話の流れがしっかりとできていて、リズムを持って読めるような本を愛読書にしておくと、将来の国語力にも繋がります。さんねん峠とゆきむすめは、そんな私の意図と子供達の「楽しいから何回でも読んで!」という想いが合致した1冊といえます。
絵本の内容については、近々に「今日の絵本」のコーナーで紹介したいと思いますが、「さんねん峠」は朝鮮の、「ゆきむすめ」はロシアに伝わる民話です。やはり時代を超えて語り継がれた話は、たとえ国が違っても子供達の心に響くようです。
さんねん峠を読んだあとの子供達の顔は、何ともいえない楽しい満足感に溢れています。ゆきむすめの後には、何だか切なく、はかない気持がジワーっとひろがっていくようです。
今日は違う本を・・・とも思うのですが、リクエストにお答えして今日もこの2冊を読んでしまいましたとさ。 おーしーまい。
「雲の色は水色なの」H22.12.15
「雲の色は水色なの。だって、お空に吸い込まれていくから・・・。」
なんておしゃれなフレーズでしょう。
これ、歌の歌詞ではありませんよ。
年中さんのお部屋に遊びに行くと、モクモクと何かを描いていました。(黙々とではありません)
「絵の具がなくなるよ。」、
「私、つくる。白と青だよね。」、
「もう少し、白を多くした方がいいんじゃない。」、「このくらい?」、
「うん。そうかな。混ぜてから、もう一度考えよう。」、「あっ、僕、青入れたい。」、「いいよ。」・・・・・・ってな感じで、もう私の入る余地はありません。完全に子供達の社会が出来上がっています。
頼もしいな~と思いながら見ていると、女の子が、ふと振り向いて私に言いました。
「雲の色は水色なの。だって、お空に吸い込まれていくから・・・。」 詩人ですね。
「みんなそろって食べました」 H22.12.8~9 晴れ
文化みかん・・・色艶もよく、形もまん丸。いかにも美味しそうです。お休みしていたお友達も登園してきたので、収穫したみかんを食べることにしました。
皮をむくと、甘酸っぱい香りが教室いっぱいに広がります。
「みかんのにおいがする!」
「いいにおーい。」
慣れた手つきでシュルシュルっと皮を剥く子もいれば、なかなか剥けない子もいます。
「せんせーい。ここむいて~。」、「はい、今行きますよ。」と、先生もお手伝い。
「あっ、せんせーい! たね、たねがあるよ!!」、「私もあった、2個。」
そう、最近のみかんには種がありませんから、みかんから種がでてくるなんて・・・とても新鮮なことだったのです。「おうちに持って帰って、お母さんに見せる。」、「おうちで土に埋める。」と種を大事そうにしまっていました。
大人にとっては何でもないことであっても、大きな驚きや喜びを味わえる子供達。何もかもが新鮮で、何もかもが大切な宝物になり得る子供達。本当に素晴らしいですね。もっともっと色々な経験をさせてあげたいと思いました。
「みかんがり?」 H22.12.6(月) 晴れ
緑色だった実が、だんだん黄緑色になって、そして黄色くなっていく様子を毎日毎日観察していた子供達。
「そろそろ食べられるんじゃない。」
「なんか・・・いいにおいがするね。」
「みかんのにおいだね。」
そこで、たくさんなった実を収穫することにしました。 年少さんが小さな手でチョッキンチョッキン。切ると、ツーンと甘酸っぱいにおいがします。
大事そうに両手でしっかりと持って、「なんだか暖かいよ。」、「そうだね、お日様が暖めてくれてたからね。きっと、甘くて美味しいでしょうね。」と先生が答えます。
お休みしている子の分を残して、今日の収穫は終わり。直ぐにでも食べたいところですが、明日か明後日みんなそろったところで、みんなで食べようということになりました。 楽しみにしていてね。
「中学生のお兄さんお姉さん大好き」 H22.11.22(月)曇り時々雨
問題 ; どうして、こんなに楽しそうな顔をしているのでしょうか?
答え ; 「中学生のお兄さんお姉さんと遊んでいるから。」
・・・でした。
今週1週間、4人の中学2年生が、幼稚園で職場体験をします。初めは、中学生も子供達も緊張気味でした。普段は小さな子供と話す機会もないので、何をどう話していいのか分からない様子。
でも、お便り帳に貼るシールを配ってもらったり、出席調べをしてもらったりしている内に、中学生も徐々にリラックスモードに。笑顔も自然に出るようになると、子供達も「お兄さん」、「お姉さん」と集まってきました。やっぱり笑顔が一番。子供達は、優しい人、楽しい人が大好き。すぐにクラスの人気者になりました。
今日は時折雨が降る空模様で、外で遊べません。そこでホールに行って、「だるまさんが転んだ」や「ハンカチ落とし」をして遊びました。
「お兄さんお姉さんは、足が速いから頑張って走らないと捕まっちゃいますよ!」
そして次は、「あたま かた ひざ」の英語版 “Head,Shoulders,Knees and Toes”(本当はこちらが本家)をみんなで歌いました。流石は中学生、日頃の英語の成果を見せたかどうかはご想像にお任せしますが、とっても楽しい1日となりました。
1週間宜しくお願いします。
「千歳飴」 H22.11.15(月) 曇り
今日は千歳飴をお持ち帰りしました。入れ物は勿論、自分で作ったアレです。(11月11日文化たより)
お帰りの支度を済ませて、千歳飴を手にすると、もうみんなワクワク! 「早くおうちに持って帰ってお母さんに見せたいよ~。」と、思わずピョンピョンしちゃいます。
年中さんは、底が抜けないように工夫して作っていましたが、これが大成功! 実は「丸底の糊が剥がれてしまう子も何人かは出るかな?」と心配していたんですが・・・
全くそのようなことはなく・・・自分たちで作った入れ物をブラブラとぶら下げて、嬉しそうに帰って行きました。どうやら、完全な取り越し苦労だったようです。
「お母さんお父さんと体操」 H22.11.12(金) 晴れ
大好きなお母さんやお父さんと体操やゲームをしましたよ。
まずは、いつものように準備体操。大きな声で「1,2,3・・・」と、既にかなり気合が入っている様子。そして次は、縄跳びの縄を親子で引き合って力比べです。ズリズリっと引きずられながらも、「負けないぞー。」と踏ん張ります。(ハンディで大人は片手)
でもやっぱり父、母は強かった。力では勝てません。次は、おしりにつけた縄を取り合います。これはさすが、機敏さでは子供達の圧勝でした。
体もほぐれたところで、先月から始めた縄跳び前回しをお母さんお父さんに見てもらいました。まだ何回も連続では跳べませんが、褒められられて嬉しそうです。
「次はお母さん、お父さん、縄跳びが上手です。お手本を見せてあげて下さい。」と体操の先生が言うと、どよめきが・・・
「怪我しないように。」
ここは昔とった杵柄…格好いいところを我が子に見せてくださいよ!
しかし、縄が短い・・・。
あっという間に引っかかって終了。
残念!この対決は子供達に軍配が上がったようです。最後は、大好きなお母さんお父さんと大縄くぐりをして・・・おっとっと、夢中になってお子さんを引きずらないで下さいよ~!・・・楽しかった体操参観も終了しました。お忙しいなか、有難うございました。また遊びに来て下さいね。
「七五三」 H22.11.11(木) 爽やかな秋晴れ
今日の放課後、素敵な来客がありました。今年卒園した小学校1年生の女の子と年少さんの男の子の姉弟が七五三の着物姿を見せに来てくれたんです。とっても可愛くて、とっても凛々しかったですよ。あんまり可愛かったので先生たちも写真を撮らせてもらいました。どうも有難うございました。
七五三と言えば、幼稚園では千歳飴の入れ物を作っています。これに千歳飴を入れて持って帰るんです。各学年で入れ物の形は違います。写真は、数日前に年中さんのお部屋に遊びに行ったときのものです。みなさん、とっても集中していました。
なんたって、大切な千歳飴を入れるんですから・・・というわけではないんですね。
では、なぜ全員の子が、こんなに集中できるんでしょう。
1枚の画用紙から円柱形を作り、一端に丸底を貼って筒にします。この作業が結構難しい。円柱の端にハサミを沢山入れて折り返し、丸底をつける為の糊しろを作ります。底が剥がれないように、糊をたっぷりつけて、しっかりと底を貼り合わせて完成です。この適当に難しいことが大切なんですね。(本当に難しくて出来ないようでは困ります)
大人は、「子供がやり易いように、簡単なように、早くできるように・・・。」ということばかり考えがちです。 「これは、無理だろう。」、「この作業は難しいから予め作っといてあげよう。」~~何から何までお膳立てして、材料も全て与えて、子ども達がすることは結果的に下請け作業になってしまう~~これでは駄目です。
「ん~、ここは難しいな~。どうやればいいんだ?」、「ここは、丁寧にやらないと後で壊れちゃうな。」って、どうすればしっかりとした筒になるか、バラバラにならないような物が出来るか、子供達は色々考えながら作ることが出来るんです。
そんな時の集中力といったら、そりゃ凄いものです。そして、そうして苦労して出来たものだからこそ、完成した時の喜びがあり、宝物になるんです。
大人は、教師は、子供達の「できる」を信じて、やらせてあげることが大切です。
「ママとリトミック」 H22.11.4(木) 晴れ
今日の年長さんは、リトミック参観の日でした。大好きなお母さんと、大好きなリトミックをします。
「相当楽しみだったみたいで。幼稚園来るよねって、何度も聞かれて大変でした~。100回くらいは聞かれたと思います。」というお母様もいました。分かりますよ。今朝のバスでも相当盛り上がっていましたから・・・子供達。
ピアノのリズムに合わせて行進。そしてリトミックの先生に、「これは何拍子?」と聞かれて、「3拍子!」と即座に答える子供たちにお母さんもビックリ。
「よくわかるね。」、「すごいね。」と、褒められて嬉しそう。
そして拍子に合わせて体を動かします。
タンタンタン、タンタンタン
タタタタタン
タンタンタン
その様子を見て、体をよじらせて喜んでいる子供達。
「こうやるんだよ。ねえ、こうやって。」と、お母さん達に一生懸命教えています。それでも戸惑うお母さんを見て、また楽しそうに笑っています。
「だめだなー、ママは。」と、心地よい優越感。
それからペアーを交代して、他のお母さんとも順番にペアーを組みます。これがまた楽しそうです。お友達のお母さんと、こうして手を合わせたり、背中をくっつけて遊ぶ事って少ないですもんね。
お母さん達も楽しそうで、本当に良いリトミック参観でした。
「プラネタリウム」 H22.11.2(火) 晴れ
今日は、年中さんがプラネタリウムに行きました。バスの中からウキウキの子供達。ついこの前芋掘りに行ったばかりなのに、今度はプラネタリウムです。イベント続きで気分は当然盛り上がっています。
「楽しいことばっかりで、こまちゃうんだよなー。」なんて言っている子もいます。
夕焼け小焼けの歌に合わせて照明が暗くなり、無数の星が現れると、「わー」っと歓声と溜息。
「きれい・・・。」
説明員の方が、季節の星や星座の話をしてくれます。
「この小さな星が沢山集まっている所を見て。みんなは幾つ見えるかな。」、「9コ」、「7コ」・・・・「はい、みんな流石に目が良いですね。これは昴って言ってね、小さな星が沢山集まっている星団なんです。大人だと、5個ぐらい。目のいい人で9個くらい見えると言われています。本当は数え切れないほど星が集まっているんだけどね。」、「スバルって車の名前だよ!」、「ん、よく知っていますね。車の名前にもありますね。」と、子供達と会話しながら楽しく話してくれる説明員さん。
最後には、ドーム一杯に流れ星を降らせてくれました。
帰りのバスの中で、「みんな、どんなお願い事をしたの?」と聞くと、「仮面ライダーオーズになれますように!」、「ハワイに行けますように。」など、楽しいお願い事を沢山していたようです。なかには「好きな人と結婚できますように!」なんて胸に手を当てて言っている女の子もいましたよ。「先生はね、お饅頭をお腹いっぱい食べられますようにってお願いしましたよ。」と言うと、バスが揺れるほどの大爆笑に。
次の満月は11月22日だそうです。まんまるお月さまを眺めながら、お子さんと楽しくお話をしてみたらいかがでしょうか。
「寒さを吹き飛ばせ」 H22.10.27(水) 晴れ
年少さんは昨日がお芋掘り遠足(アルバム)でしたが、暑くも寒くもなく、よい天気でした。でも今朝は一変、寒くなりましたね。急に寒くなったので暖房を入れました。偶然ですが、丁度今日はボイラー点検の日。業者さんが来てボイラーの調子を見てくれました。「問題ありません。バンバン温かいのが出てますよ。でも、子どもは寒さなんか感じないのかね。元気に外で遊んでら~。」と、業者の方がニコニコしながら園庭を見ています。
そう、そこでは寒さなんて吹き飛ばせとばかりに、年長さん達が元気いっぱいに走っていました。 運動会でクラス対抗リレーをしましたが、今日は場所を園庭に移してのリレーです。 「がんばれー!」の声援を胸に背に受けての力走が続きます。
年長さんともなると、走り方も力強いです。勢い余ってコースアウトする子や、バトンを落としたりして、順位は目まぐるしく変わります。
走っている顔をみると、ニコニコ笑いながら走る子に、真剣な顔で走る子、本当にみんな違うんです。でも、リレーを楽しむ姿と、一生懸命さはどの子も変わりません。そして、お友達からの大きな声援を受けて、レースは更にヒートアップ!盛り上がりに盛り上がって、ついにアンカーがゴール。さて勝負の結果は・・・象組が1番、鹿組が2番、兎組が3番でした。
「3番だった兎組も一生懸命走ったので、みんなで万歳しましょう。」という先生の言葉で、
「バンザーイ」、「イェーイ」と嬉しそうな兎組。
本当に今日の寒さはどこへやら・・・「次は負けないぞ!」、「また勝つぞ!」次回への期待で熱気ムンムンの年長さんでした。
「おいものはなし」 H22.10.20(水) 曇り時々雨
月曜日は年長さん、火曜日は年中さんがお芋掘り遠足に行きました。(アルバム) 今日は年少さんがお芋掘りの筈でしたが、畑に着いたところで雨が降ってきてしまいました。仕方なく、後ろ髪を引かれる思いで幼稚園に戻りました。それでも、子ども達はバスに乗ってプチ遠足気分を味わったようです。結構喜んでいましたよ。
ところで、今朝のバスの中で可愛い&面白いな&なるほどな・・・という出来事があったのでお話しますね。 年長、年中さんに、「みんな、家でお芋食べたかな?」と、聞きました。
「食べた!天ぷらにして食べた。」、「なんていうか、ふつうに食べた。美味しかった。」、「スウィートポテト、お母さんが作ってくれた。」、「1日置いた方が美味しくなるから、今日食べるんだって。」などと子ども達。すると、目の前にいた年中の男の子が、「僕、食べた。」と言うので、「そう、どうやって食べたの?」と聞いたところ。
「お箸で食べた。」
可愛いでしょ。これには運転中の運転手さんもニッコリ。でも同時に、なるほどと感心しました。子供って、大人が思いもよらないことを考えたり、言ったりしますよね。
「どうやって食べたの?」、「お箸で食べた。」
本人は大真面目ですが、とても機知に富んでいると思いました。
「ふしぎな輪」 H22.10.15(金) 晴れ
年少さんが、熱心に、真剣に、そして楽しそうに何かをやっていますよ。
「何を作ってるの?」と聞くと、
「輪つなぎ!」、「くるくる回して・・・。」
と教えてくれました。
短冊に切った折り紙を、輪にして糊で貼ります。出来た輪に短冊を通して輪を作り、どんどん輪を繋いでいきます。
みなさんもやったことありますよね・・・
部屋の飾りつけの定番「輪つなぎ」です。
好きな色の組み合わせで、どんどん繋げて、長く長くしていきます。
「次は~ピンク・・・やっぱり黄色にしよ。」
「あとー、使ってない色はー、あっ、青。」
色の組み合わせを楽しみながら、みなさんとっても楽しく上手にできました。
そんな中、輪の繋がりを指でたどりながら、じーっと不思議そうに見つめている子がいました。「ずーっと、つながってる。」
自分が繋げて作った物ではありますが、子供にとっては、どこまでも続く不思議な輪なのでした。
「ぺたぺた こねこね ちゅるんちゅるん」 H22.9.29 (水) 晴れ
年少さんが何だか楽しそうにしています。頭をならべて本当に楽しそう。
「ぺたぺた こねこね ちゅるんちゅるん」
手のひらに小麦粉糊をたっぷりつけて紙にぬりぬりしているんです。この糊の感触が何ともいえず、気持ちいいし楽しいんですね。
大きな紙の上を小さな手が行ったり来たり。ぬり残しの無いように糊をひろげます。
お友達と手がぶつかって、お互いに見合ってニッコリ。お友達と手と手を交差して、「あ~、こんがらがっちゃった!」とまたニッコリ。あちらこちらでニッコリの花が咲きます。
「さあ、上手にぬれたかな? では、紙を貼りましょう。」
何に貼るかというと、牛乳パックを積み上げたタワーに貼ります。みんで描いた
絵でタワーにお化粧をするんですね。タワーは段差があったりデコボコしているので、貼るのも一苦労。みんなで協力し合って大きな紙を押さえます。剥がれたり貼り直したり・・・沢山の小さな手が大活躍。
「お友達と協力して、一人では出来ないことをする」という楽しさと、出来あがった
時の達成感を十分に味わった子供達。
糊だらけの手を洗いながら、お友達と顔を見合わせてまたニッコリ。こうして楽しみながら色々な事を自然に学んでいくんですね。
「夏の思い出」 H22.9.17 (金) 晴れ
夏休みって何だかウキウキしますよね。楽しい思い出をたくさん作って、大人になって覚えていることも多いですよね。
年長の男の子が、夏休みにお母さんとプールに行った時のことを絵に描いていました。上手ですよね。ウォータースライダーを滑って、お母さんがニコニコしながら見ていて・・・。(ちなみに写真だと良く分かりませんが、お母さんの顔がそっくりに描けているんです。もうビックリするくらいに。)
イメージがしっかりと出来あがっているので迷うことなく、あっという間に描き上げてしまいます。
写真左下の小さめに描いた人は誰だろうと思い、「これは誰?」と聞いたところ。
「ん~、なんか~、知らない人だけど、まわりで泳いでいた人。」、「あっ、そうか。たくさん人がいたもんね。他の人も描いたんだね。上手だね。」 、「こうゆう顔だったかは分からないけど・・・こんな感じ。」ですって、面白いですね。
夏の思い出はそれぞれに。 幼稚園での日々も、大きくなってから「楽しかったな~。」と思い出してもらえるようなものにしたいと思います。
「避難訓練」 H22.9.10 (金) 晴れ
今日は避難訓練がありました。
1学期に何回かやっているので、年少さんも上手に防災頭巾をかぶれるようになりました。年長さんは、避難用滑り台を次から次へと降りて、スムースに園庭に避難。年中さんも整然と上手に避難できました。
今日は避難降園訓練なので、この後お母さんのお迎えです。いつもと違う1日に、子供達も何となくウキウキ。 「お母さん早くお迎えきてくれるといいな。」
「今日は泥んこ」 H22.9.9(木) 曇り時々晴れ
昨日の雨のお陰で、気温が下がりました。このところ毎日水遊びで盛り上がっていましたが、今日は久しぶりの泥んこ遊びです。
年中の男の子達が何やらやっています。(左写真)
泥に水をふくませてペタペタペタ。
更に水をふくませてペタペタペタ。
こうしているうちに泥がゼリーのようになるんです。それを発見して、
「どろゼリーできあがりました!」、
「はいありがとうございます。」、
「もう一つ注文です。」、「分かりました。」、
「水を掛けます。」、「ハイ、お願いします。」と、水を運ぶ人、泥を運ぶ人、こねる人・・・と、役割が自然と出来上がってきます。
こんな風に遊びが発展している時は、大人は声を掛けたりしない方が良いです。子供の中で社会が出来上がっていく様を遠くから見つめてあげることが大切です。そこから子供達は、自分達の力で多くを学んでいくのですから。
「パッと開いてみたら・・・わ~」 H22.9.2(木) 晴れ
何やら真剣な表情の年中さん 。好きな形に折りたたんだ和紙を、好きな色の池にチャプ チャプ チャプ。このお友達は先っぽを青に、次に黄色、赤、緑の順にチャプチャプしています。
しっかりと色が染み込むように、小さな指でギューギューギュー。「もういいかな…」と、紙が破れないように慎重に開きます。少しずつ、少しずつ慎重に。
そして、ぱっと開いた瞬間、「わー!すごい!きれい!」と、この笑顔。周りのお友達も寄ってきて、「すごいね。」、「メガネみたい。」、「まぶしい感じがしてきれい。」と歓声を上げます。
好きな折り方に、好きな色。決まりは何もありません。子供達の「こんな風にやってみよう。」
という意図と、無数の偶然の組み合わせが、二つとない模様を作り出します。
こうして、自分の手のひらで起こるミラクルを味わった子供達 ・・・パッと開いてみたら・・・
笑顔がパッと開きました。